私は使いこなせている。などと思っていても他者から見ればお粗末なレベル。このメモはTunerProを初めて触る方に向けた「こんな機能があるんだよ」というメモ。多分読んでも「あ、ふーん。そうなんだー。は?」って感じだと思うが試行錯誤のとっかかりにはなると信じてメモ開示。
スカラー
バイナリファイル内の定数です。例えばエンジン回転数のリミッターなど目的のパラメータとその現在値をピンポイントで設定することで希望の値を入力できます。近似値に丸め込みが行われますが、キーパッドの+や−、キーボードのCtrl&+もしくはCtrl&−で希望の値に近づけることもできます。
フラグ
フラグはバイナリ内のビット表記です。セットもしくはクリア(1または0)のみ設定可能です。フラグを利用して機能を有効化もしくは無効化できます。1=ON、0=OFFです。
テーブル
テーブルはマップとも呼ばれます。2つの出力に対する相関を示します。たとえば、特定の負荷(アクセル開度%)とRPMで要求されるトルクは、X軸がRPM、Y軸が負荷、Z軸が出力(Nm)であるバイナリの3Dデータとして表すことができます。各々の値をWクリックにより編集できます。
範囲選択
表内のセル範囲を選択するには、開始点を左クリック後、ボタンを押したまま希望範囲をドラッグします。選択範囲を一度に増減する際に利用します。テーブル関数を用いて変更もできますし、コピペも可能です。
テーブルツール
テーブルエディタのツールバーにあるオフセットなどを用いて選択範囲を編集できます。
- offsetは、値に加算または減算します。
- multiplyは、希望の係数を乗算します。
- divideは、希望の係数を徐算します。
- scale by %は、%を加算または減算します。
- smoothは、隣接するセル間の平坦化です。(0.01〜0.99)
2D/3D比較
比較対象binを選択することで、2D/3Dビューを開いて視覚的に比較することができます。他にも”absolute”を用いてテーブル比較することもできます。
コメント
大変な記事、ご苦労さまです!
対効果費用む良さそうで、ECUマッピング非常にやりたいですが、ここまでの記事全てみて、なんだか出来そうだなぁと思ったのですが、調整はできても、設定ができそうにないので諦めます!笑
純正出力15HPでも十分楽しめる軽快なバイクなんで無理にフラッシュする必要はないですよ。でも、リミッターは変更せずとも3つのマップを変更するだけで15HPの壁を越えられるってのは、ある意味この車両の魅力の1つかもしれません。。