リア グリスアップ

先日、フロントグリスアップとFキャリパーを清掃したが、本日は2019年12月以来のリア周りグリスアップを行った。当時はリンクとアクスルのみだったが、今回はスイングアームのピボットシャフトとリアショックのフレーム側も外し、リアキャリパーも清掃を行った。

まずは、リンク。2年経過したがグリスは残っている。1500km程度しか走ってないので当たり前か。何度か水没しているが。

ベアリングではなくピロボールなのには理由が・・・

次に、リアショックのフレーム側。ピロボールだがグリスは無い。各社「無給油OK」と謳っているはずだが、私は信じていないのでグリスを塗った。シールもあるし場所的にも汚れづらいとは思う。流石にここまで水没したことは無い。

そして、Rキャリバー清掃。フロントより汚れは少ない。清掃&数回揉み出しとグリスアップを行った。ちなみにパッドの面取りは面倒くさいのでやらずに放置している。

部品点数の少なさは致し方ない。

次はスイングアームのピボットシャフト周り。今回は、ここが一番確認したかった。シャフトに残ったグリスはモリブデンが入っているのかと思うほど黒かった。スラストベアリングも使われておらず、そもそもシールも存在しない。状態は少々悪いくらいか。

画像は、洗浄&グリスアップ後だが、見ての通りブッシュとホルダーには隙間が。今後も注意が必要な場所なのは間違いない。ここが左右にガタつくからショックの固定がピロボールだったのか。納得。

といっても、そんなに走っていないから、予想外の劣化も無いし予想外の構造でも無かった。そもそも比較的安い車両なので、こんな物だろう。公道走行のみなら1万kmは放置しても行けそうな気がする。もちろん再グリスアップ後の話だが。私は林道などを走るので、最低でも年1回くらいはグリスアップしようと思う。

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